母親がミトコンドリア病であったため、30才時に受診しミトコンドリア病と診断されました。
大学病院に長期間通院していましたが、対処療法しかなく、その後、痙攣が徐々に出現、中枢神経系統の障害のため、自転車での転倒が続きました。視力も低下し字を書く事も不便になり、ソファから立ち上がることさえ困難な状態となりました。子供は2人の男子ですが、次男はやはりミトコンドリア病と診断されています。
母親がこの病気の場合、生まれた女子には必ず症状がでますが、男子の場合症状が出ない場合もあるようです。A子さんの症状は徐々に進行していき最終的には寝たきり状態となるようです。夫も退職し初めて障害年金請求し2級に認定されました。症状が進行すれば将来的に「額改定請求」により1級の認定を受けることもできます。
藤井
ミトコンドリア病は母子遺伝の指定難病で、父親のからは遺伝しない。症状としては中枢神経系、骨格系等、全身の機能不全があり、痙攣や全身の筋力低下、末梢神経障害により、最終的には起き上がることさえ出来なくなる難病です。
A子さんは婚姻後、30才の時にミトコンドリア病と診断され、加齢に伴い痙攣、転倒、四肢筋力低下、視力障害等、全身に渡り症状が出現、障害基礎年金を請求し2級に認定されました。