藤井
脊髄・小脳変性症は、主に脊髄や小脳の神経細胞が障害されて発症する神経の変性性疾患です。
全国で3万人以上が罹患しているとされています。
症状は歩行障害やろれつの回りにくさが生じる。
緩徐進行だが徐々に症状が全身に進行し嚥下機能低下も生ずる。
約30%が遺伝性と考えられています。
菊陽町のA男さん(60才)は、歩きづらくなり階段の昇降にも注意が必要な状態となったため、X病院を受診。
脊髄・小脳変性症と診断された。
通院を続けていたが、筋肉と腱の硬直が進み歩幅は狭くなり、足が突っ張るためしゃがむことも出来なくなりました。
仕事は事務職だが当面、休職することに。
その後、手の震えも出現し字を書くこと、箸を持つにも苦労するようになりました。
また、足が殆ど上がらなくなったため、躓いて転ぶことが多くなったため杖無しでは歩けなくなった。
手足の麻痺・硬直だけではなく体全体のバランス感覚を失っており職場で度々転倒することもあったので退職しました。
藤井
障害厚生年金を請求し2級に認定されました。