仕事中にくも幕下出血で突然倒れ、救急搬送したが四肢麻痺、嚥下障害も残りました。
障害厚生年金1級が認められました。
熊本市西区のA男さん(55才)は、仕事先での商談中、左上肢脱力、書類を落とし突然、倒れました。
意識が消失したため病院に救急搬送され、クリッピング術、減圧開頭術、血腫除去術等を施行したが、四肢麻痺、嚥下障害が残りました。
くも膜下出血の原因の8割~9割は脳動脈瘤の破裂とされており、高血圧や動脈硬化、加齢が一因とされている恐ろしい疾病です。
A男さんはその後リハビリを続けたが、タンが溜まり肺炎も度々患いました。
右手足は少しは動くが左手足は全く動かない状態となった。
障害年金請求において脳血管疾患の場合、初診から6ヶ月経過時点において症状が固定と判断されれば、その時点で認定日請求が可能です。
藤井
A男さんは認定日請求により、1年2ヶ月遡及し1級に認定されました。