60代男性
2才の頃に知的障害が疑われたまま、62才になって初めて受診しました。
父が亡くなり、収入は母の年金だけとなり障害年金を請求し、20歳前障害基礎年金2級を受給することができました。
大津市のA男さん(62才)は2才の頃には、両親が成長の遅れに気がついていた。
小学~中学は特別支援学級で中学卒業後、洋装店やクリーニング店で働いていた。
29才時に骨折してから退職し、その後は学校給食の配送等をしたり、実家の農業を手伝ったりしていました。
この間、病院を受診したことは一度もありませんでした。
田舎のことでもあり、知的な遅れがあることを近所に知られたくなかったと思われました。
また、痛風に悩まされ仕事には就けませんでした。
父親が亡くなってから農地は知り合いに貸し、現金収入は母親の年金だけとなったため、障害年金を請求。
中等度知的障害として障害基礎年金2級を受給することになりました。
藤井
65才からは少しの厚生年金が上乗せされ、また年金受給者支援給付金があるので、何とか一人で生きていけると思われます。